ダイエットは健康維持においても有効です。
太るって?
一般的に太る=体重が増えると思われています。ただ体重がどう増えたかが問題なのです。私たち人間は、食事から栄養素を取り込み、生命を維持するエネルギーとして使っています。その中で消費されなかったエネルギーが中性脂肪となって体の中に蓄えられていきます。この脂肪が肥満の原因となる体脂肪なのです。日々の生活の中で食べることから得られるエネルギーが消費されるエネルギーを上回ると、体脂肪が蓄積されて、肥満につながっていきます。つまり摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスがとれていれば肥満は起きないのです。
良い肥満と悪い肥満
肥満には生活習慣病を併発しやすい悪い肥満と、病気にはあまり関係ない良い肥満があります。悪い肥満とはお腹を中心に上半身に脂肪がつく太り方で、特に内臓の周りに溜まった脂肪は色々な生活習慣病を引き起こす原因になります。良い肥満とは若い女性によく見られるケースで、お尻やふとももに脂肪がつくタイプです。これは妊娠や出産等に備えた自然なものなので、むしろ健康といえるものです。健康第一のダイエットを考える場合は、ウエストがきつくなったと気づいた時が注意信号です。最近の研究では肥満には遺伝と環境の二つの要因が関係していることが分かってきました。環境的・遺伝的に太りやすいと思われる人は、日頃の生活習慣を見直して肥満を防止していくことを考えていくことが大切です。
楽しくダイエット
ダイエットと言うと辛く苦しいというイメージがつきまといますが、それでは長続きせずにリバウンドと言う事もままありそうです。ここは頭を切り替えて楽しくダイエットを進めてみてはいかがでしょうか。食事や運動に気を使うのはもちろんですが一番大事なのは、目的と目標を取り違えない事が大切です。つまりダイエットは目的を達成するための手段であってそれ自体が目的になった場合は、長続きしないのです。ここはイメージ力をかき立てダイエットが成功したあかつきには「〜な事をするんだ!!」と言った事をしっかりイメージしてみましょう。
メタボリックシンドローム
最近は過食、運動不足によって内臓脂肪が蓄積し、高血圧症、高脂血症、糖尿病など複数の生活習慣病を合併する人が増えています。 このような状態をメタボリックシンドロームと呼び、高尿酸血症も合併しやすくなります。これらの病気はお互いが密接な関係をもって発生しており、多く合併するほど動脈硬化を促進して脳梗塞や心筋梗塞などを起こしやすくなります。最近の調査では、メタボリックシンドロームにおいて血清尿酸値が高いこと自体が動脈硬化の危険因子であることもわかってきています。こうした状況を打破するためにも、ダイエットによって過剰な脂肪を減らしていくことが、メタボリックシンドロームの予防につながります。
腸内細菌とダイエット
意外に思われるかもしれませんが、腸内細菌はダイエットに関して少なからず影響力があることがわかっています。腸内細菌は、コレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)の代謝や糖の代謝に影響を与え、血清中の脂肪やコレステロール量あるいは、血糖値を正常な値に改善することがわかっています。腸内細菌叢の改善は、少なからずダイエットに有効な手段であると言えます。
